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山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

秩序の敏感期。

こんにちは。

東川口モンテッソーリ 幼児教室のやまうちゆかです。

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さて。今日は秩序の敏感期について。

これを知っていると、

乳幼児期の子育ては、

ずいぶん楽になるかなと思います。

 

秩序の敏感期は、6ヶ月頃から3歳くらいまで

見られるといわれていて、

 

自分が生きる「人間の社会」に
適応しようとするために

現れるものといわれます。

 

まだ生まれて間もなく、

右も左もわからない中で

自分のものはここ、

大好きなママのものはここ、

ここに行くときはこうする、

お外に出るときはこうする、

寝るときはこうする、

ここにお出かけするときはこう行く…

 

そうやって、身近なものの存在や行為を

自分なりに定義しながら生活をしていくことで

安心を得るのです。

 

自分を取り巻く環境とその諸関係を覚え、

世界における自分の位置付けをしていくため、

「子供なりに地図を描いている」

なんていう表現も、されます。

 

だから、「いつも同じ」を好むんですね。 

 

そして、

頭の中で、こうだ、と思っていることが

そうではないと、

心の中も頭の中も乱されてしまい、

不安になってしまう。

 

せっかく出来始めた

自分の地図が

台無しにされてしまうと

不安になってしまう。

 

実例であげると、

 

お散歩の道順がいつもと違うと怒ったり、

ご飯を食べるときに、いつもと違う席に座ると怒ったり、

お父さんがいつも着ている洋服をお母さんが着ていると怒ったり、

いつもと同じスプーンでないと怒ったり、

お風呂でいつもと違う場所から洗うと怒ったり。


これらはまさに

秩序の敏感期。


子供のわがままと一掃されてしまいがちな

部分でもありますね。

 

大人は、融通がきくようになってほしいし

わがままが通ると思って欲しくないと思うから

泣いたって何したって

こちらに合わせてもらわなくちゃ

…って思う人も少なくないと思います。

 

でも、あまり抑え過ぎてしまうと、

子供は安心感を得られずに

ぐずぐずしがちになったり、

抱っこばかりになってしまったりします。

 

決して、わがままを聞いてもらえなくて

ふてくされて抱っこをせがんでるわけでは

無いんですね。

 

ここで、「ほらまた抱っこって!

わがまま通らなくて抱っこなんて!」

 

と、抱っこすらしてもらなかったら。。

もう子供の気持ちは、どこにも行く場が

無くなってしまいます。

 

子供からしてみたら、

 

頑張って

1日でも早く

この世界に馴染めるように

自分の生活に一生懸命印をつけるように

確認しながら生きているのに

それをダメと言われたら。。。

 

辛いですよね。

困りますよね。

 

だから、この時期の

秩序に対するこだわりは、

ぜひ見守っていたいなと思います。

 

ちなみに、幼稚園生くらいのときは

社会の敏感期、なんていわれる時期もあり

そこで、社会のルール

(あいさつ、交通ルール、

お友達の家にお邪魔するとき、その他様々な決まりなど)

に敏感になる時期があります。

 

このような時期を通し、周りの人の存在を

しっかり自分の中で意識し、

やがて周りの人の気持ちの存在に気がつき、

融通をつけることも学んでいくんだなー 

なんて思います。

 

だから、秩序の敏感期に訪れる

わがままともとれる

様々な意志に対して

それを尊重することが

子供を将来わがままにさせるなんて

思わなくても大丈夫。

 

これは成長するのに必要なことだから。

 

それに!

周りの人の気持ちを尊重してあげたり

融通を効かせられるようになるのは、

自分自身が、周りから尊重された人にしか

出来ないことだから

 

子供だからわからない

そんなことは気がつかないと思わず

 

子供の

心から湧き出る気持ちを尊重し

見守ることで

その子の心も育ててあげられたら

いいですよね!

 

みなさんの育児が

この秩序の敏感期の考え方で

少しでも楽になれたら嬉しいです♬