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山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

反抗とは何か?

こんにちは、やまうちゆかです。

 


心理カウンセラーの土井先生の講演会シェア、続きます。

 


前回はこちら↓

▪️子育ての出発点https://cocotasu.hatenablog.com/entry/2019/11/21/151503

 

▪️獅子の子落とし、な話

https://cocotasu.hatenablog.com/entry/2019/11/22/171738

 

▪️愛情の伝え方

https://cocotasu.hatenablog.com/entry/2019/12/08/020558

 


ご参考くださいね。

 

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

依存と反抗は、バランスではなく

総量でみましょう。

依存が大きければ、その分反抗は小さい。

依存が足りなければ、反抗は大きくなります。

反抗は、愛情を確認しようとする作業です。

また屈折した反抗は、愛情を感じられなかった

反動で起こす問題行動です。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

 

依存や愛情については、

前回の記事に書きましたが、

 

今日触れたいのは

「反抗」の話。

 

反抗って

さからうこと、

長上や権威・権力などに従わないこと

という意味。

 

さからうって、

なんかあんまり良くない響きだけど、

権力などに従わないって言われると

何か理由がある気がして

いいんじゃない?とも思う(笑)

 

ということで。

 

 

反抗する目的を考えてみたいと

思います💪

 

第二次反抗期、

子供たちは反抗することで、

どんな発達を遂げようと

しているのでしょうか??

 

この頃、子供たちは、

アイデンティティーの確立に向けて

「自分はどういう人間なのか」

「自分の生きる意味は何だろう」

そんなことを漠然と考え始めるんですねー。

 

何がいい事なのか、悪い事なのか、

学校で教えてくれることや

親から教えられることに

疑問を持つようになり、

色んな角度から物事を捉えようと

頑張るわけです💪

それは、社会の色々な人と出会い、

色んな考え方や

環境があることに気がつき

視野が広がってきた証拠ですよね😊

素敵、素敵✨✨✨

 

だから、色々知りたい。

色々やってみたい。

そして、親とは対等な関係で

話をしたい。

ジャッジはされたくない。

 

結果、親とより

友達との関係を優先させることもある。

親から自立したいという気持ちと

まだまだ甘えたいなという気持ちとの

葛藤も起きる。

で、

家に帰ると無口になることもある😣

 

(ご自身の子供の頃の記憶、

蘇ってましたか?!)

 

 

先生が仰っていた

依存が大きいと反抗は少なくなる、

というのは、

 

依存が大きいということは

親の愛情をたくさん感じ、親を信頼している。

だからこそ、自分が信頼できる。

ここがしっかり育っていると

反抗は必要最低限で済む。

、、、ということかなぁと思います。

 

※この辺りのことは、

私の大好きな児童精神科医

佐々木正美先生の執筆内容をお読み

いただけたら嬉しいです💕

https://mindsun.net/sasaki/izon.htm

本当に長いけど、絶対に読んで

損しないですよ!!!

 

 

そしてそして。

もう一つぜひ知っておきたいことは

反抗期と関係する性ホルモンの存在。

 

思春期は、性ホルモンがたくさん作られます。

そして性ホルモンは、

脳内の海馬のすぐ上にある

扁桃体を刺激しちゃう。😣

実は扁桃体は感情をつかさどる大切な場所。

つまり。。。

性ホルモンが増えると感情が大爆発💥

これが、反抗期特有の怒りや

イライラの原因にもなります。

子ども自身、

ちょっと嫌なことがあっただけで

自分の感情をコントロールできないことに

困っているに違いないと思います😌

 

そう考えると、、

子供達も可愛そうですよね😭

 

 

、、、

と。子供達の中に色々と起きている変化を

まず知ることは大切😊

 

子どもと心でコミュニケーションしたり

ジャッジを入れない対等な立場での

会話をしたりすることが大切だって

気がつけるから💕

(あ、でもそれって思春期だからと言うより

小さい頃から心がけたいことだけど!)

 

でも、それでも

目の前の子供が反抗してきて、

しかも今まで見えていた

交友関係が見えなかったり

何をしてるのかわからないと、

 

親はほんっっっとに不安😭

そして、愛してるこどもから

ないがしろにされてる感じも

悲しい😭

 

子供達の変化に、

親は、ただただ待つ、

どうしてもダメな事以外は見守る、

そうした方がいいって  

わかってるけど、

親も1人の人間だから、

心は反応しちゃう。

 

そんな時こそ

その自分の気持ちに蓋をせず、

自分の心と向き合って

自分の心の状況を観察して

満たしたい自分の気持ちを

自分で満たしてあげる

 

それが出来たら

子供の思春期も

ドーンと構えることができるなーって

思います😊

 

それは時として

不安を共有できる、地域のママ友かもしれないし

自分らしくいられる、旧友かもしれないし

人によって様々。

 

 

そういえば、

土井先生も、

地域の繋がりの大切さ、

仰っていましたよー😊

 

 

次回、また詳しく✨✨