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山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

もうすぐGW。休みの間にやってあげたいこと。

こんにちは。

東川口モンテッソーリ幼児教室のやまうちゆかです。

 

4月に入り、我が家の兄弟達も

いろいろな環境の変化に

心の中がざわざわとしている様子。

 

私もいくつか仕事をしていていますが、

なるべく帰ってくる時にいてあげられる様に

難しい時は、お菓子や大好きな食べ物を置いて

「おつかれさま、がんばったね!」

という労いと応援の気持ちが伝わるようにと

心がけている毎日です。

(あ、もちろんバタバタ母さん、できない時もある!)

 

新しい学年になり、

否が応でも、こども達はプレッシャー。

センシティブな子はもちろんだけれど

感じていないようなそぶりの子でも

多かれ少なかれ 

いろいろなことを感じているのではないかなと思います。

 

もちろん大人もね〜〜〜

(ほんと、みんなお疲れ様です。)

 

それが悪いとか良いとか

そういうことではなく

こども達が日々感じている

不安やモヤモヤ、変だな〜と思うこと

頑張りたいけれど頑張れない気持ち

こうあったらいいな〜という気持ち

そこにフワッと真剣に

(あ・・・フワっと真剣って、イメージが違うんだけれど・・・

ガッツリ「さぁ話しましょう!」とかいうことじゃなく、

日常の会話の中でサラッと

でもちゃんとこどもの目線で

真摯に受け止めるっていう感じかな〜)

 

そうか〜そうだよね って

同じ目線で見れたらいいなと思っています。

 

大人になってしまうと

自分のこどもの頃のことは忘れちゃってたり

封印していたり

こども目線で見ることが難しくなってしまうから

 

○○した方がいいとか

〇〇しないとダメだとか

大人目線のそういうことなしに

 

ただただこどもが感じてることを

一緒に感じる

で、こどもがどうしたいか

それが叶うとどうなるか

言葉にしていけたらいいな。

 

こどもはエスパーみたいで

大人が

 

「そうだよね。でもね〜。」

と、今流行りの「一旦承認してアドバイス

とかをやったとしても

 

大人の方に「こどもにこうしてほしい」

という気持ちが大きすぎると

それを感じ取ってしまう

 

そうすると

言いたいことが言えなくなってしまうことがある。

 

だから、ありのままのこどもの気持ちを知りたいなら

ひとまずこどもが話すのを

ジャッジなく聞く、

安心して話せる環境を作る、

それが大事。

 

もちろん

とやかくいう私も

できなかったのですがw

 

ただ、肝はそこだよねって

立ち戻れるようになり

ことが悪化することがなくなりましたw

 

 

で、ちょっぴり我が家のエピソード。

 

昨年から通っている

末っ子の英語の放課後教室、

先生と過ごすことは楽しいけれど

英語しか話せないのは

ちょっといや。

でも、やっていることは楽しいから通いたい、ということで

通い始めた英語。

3月、慣れてきたと思っていた矢先に

 

「行きたくない!!」

 

おおお!どうした??

と思った私。

 

話を聞いてみると

 

「○○先生だとなんか怖い感じがする」

 

ふむ。きっと先生から怒られたと感じているな〜

と思った私。

理不尽に怒ったりしない先生だと思っていたので

我が子が、怒っている訳でもない先生から何か指摘されて

 

「怒られた、否定された、もう英語には来れない」

 

と感じたのかもなぁと。

 

こども側の受け止め方ですよね。

 

もちろん行くか行かないかは我が子に選択権はあるけれど、

私は、怒られても、その人との関係を諦めないでほしい、

その先にある信頼とか、つながりとか、大切にしてほしいという気持ちがある。

 

だから、まずは、何が起こって怖く感じたか

一緒に思い出していきました。

でも、言いたくないのか

その時の状況はちゃんと教えてくれませんでした。

 

自分に否があると思ったのか

単純に覚えていなくて、怖いイメージしか残らなかったのか。

 

というわけで、

その先生とのいろいろな思い出を

一緒に思い出してみることに。

最初、どんな思い出も、怖いものだったけれど

楽しく制作したことやゲームをしたことなどがあることにも

少しずつ目を向けてきました。

 

「もしかしたら

先生は怖い人ではないかもね〜」

なんて話しながら、

 

でもまだ英語に行くには壁がある様子。

(彼の言葉では「緊張する」「頑張れない」という言葉)

 

そりゃそうだ〜

 

怖いって思ったんだもん、難しいさ。

 

「じゃぁ、また楽しいお制作とかゲームとかしたい?

お友達と遊びたい?」

 

「遊びたいけど怖い」

 

そうだろう、そうだろう。

 

内心、ふりかえ日を取ることが難しいから

授業料もったいないな〜〜〜〜という

(私自身の)雑念が入るも

欠席すること数日、

 

担当の先生が、怖い(とわが子が思う)先生とは違う時に、

行ってみることになりました。

(ここは先生がルーティンする)

 

時間中、我が子が緊張すると言っていた先生が

途中入れ替わりで入ることもあり

なんとなく関わっていたようで

 

やがて・・・

 

今日からもう緊張しないで行けるよ!!

 

そしてそれからしばらくして

 

英語行きたい!!!

 

に。

 

で、結局振り返った結果

 

「僕がちょっといじわるしすぎちゃったのかも」

 

って・・・!笑

まぁ、調子に乗ってる姿は目に浮かびますがw

 

きっとね。

そうやって、許されることを知り

人との距離感を知り、

怒る=人格否定 →ではない

と体感してくれたらいいな〜と思ったのでした。

 

人と関わるって怖い時もあるし

緊張する時もあるし

でも、人と繋がるって楽しい〜

人はそれぞれ違う、それを認め合える人になってほしい

そこを丁寧に伝えた

 

そんな一件でした。

 

「なんで行かないの〜〜〜〜?」

「行くって自分で決めたじゃん〜〜〜〜!」

 

特に親自身が、この習いごとはいい習い事だなぁと思っていると

そういうふうに言ってしまいがちだし

このまま行かなくなったらどうしようって思うけれど

 

こどもの中にあるものを大切にしていくと

大人が伝えたい大事なことを

穏やかにしっかりと伝えていくことができると

思っています。

 

ちなみに、今回は結局行くことができたけれど

行くことができなくても良いっていう

そこの余白は残して話をする、も大事だったりします。

 

行かねば・・・・

が頭にあると

どうしたって語尾が強くなるし、詰問になるし

大人側に余裕がなくなるから。

 

・・・・と言うことで、

GW、ちょっとおうちでも

こどものモヤモヤ、時には親のモヤモヤを

家族で話ながら、心に溜め込むものを出してみる

 

・・・もおすすめです〜

 

GW明け、スッキリと勇気を持って

また外の世界にチャレンジしていけるように。

 

それではそれでは。

お読みいただきありがとうございました〜!