お久しぶりです。やまうちゆかです。
ここのところ、立て続けに、
「ブログさかのぼって読んでいます〜!」というお言葉を
伺う機会をいただきました。
自分の中では、結構過去のことになってしまうこともあるのだけど
そんな自分の考えたこと、思ったことが
今絶賛悩み中のお母さんやお父さんの
何かのヒントになっているかもしれないことが
とても嬉しく思ったのと、
あぁ、今私が頭の中で考えていること
試行錯誤していることを伝える場所が
今ないな〜って思って。
また、何気ない私の日々の考えや気づきを
ここで書いていこうかなと思い始めています。
(メルマガもね。。。)
どうなるかはわかりませんが(笑)
気長にお待ちください〜。。
(不親切すぎる・・・)
ということで、今日は
ちょっと肩の力を抜いて。
「お箸の使い方から広がる食の豊かさ」について。
週末、喜想庵さんという
愛知県稲沢市にある会席料理屋さんにお世話になりました😊
「会席料理に込められたおもてなしの心を次の世代へ伝え紡ぎたい」
そう願って、クラファンなどにも取り組まれてる、
とてもエネルギッシュな女将の美和さん。
そんな美和さんから日本料理のマナーやその意味、
作り手の意図や心遣い、季節のあしらいに込められた心と美しさ、
一つ一つ、それはそれは丁寧に伝えていただきながらのお食事でした。
マナーって言っても、決して「堅苦しい」ということではないんです。
解説していただくことで、
味覚、視覚、嗅覚、触覚、聴覚、そして心、時間の流れ、
全てに意識を向けていく。
そうやって
丁寧にお食事をいただくことで余白ができていく。
もちろん
食材がこだわり抜かれていてとっても美味しいのだけれど、
それだけじゃなくて。
癒されるというか
じんわりと身体の芯から
心と共にほどけていく感覚。
ちなみに、
お箸を教えていただいた通りに気をつけて使ってみると、
どうしてもお料理を口にするまでのテンポは遅くなるんですが、
その間にも意識を向けるとぐっと五感がまた開かれる感じがする。
お料理に向かうことができる。
有り難さが増したり、目で堪能する時間が増えたり
自然とゆっくり味わうスイッチが入る。
お箸の使い方1つをとったとしてもそこから豊かさが広がる。。
それはそれは贅沢な時間でした。
食事をこんなにも豊かに味わえる日本食に
とても誇りを感じて(私が作ったわけじゃないのに笑)
日本人で嬉しいなって素直に思った自分がいて。。
何でもそうだけれど、
意味や背景を知るということって
やっぱり大事だなって思う。
それは時に、
自分の中に当たり前にあるものに
気がついていくことかもしれないし、
見方を変えながら、
自分が大事にしたいものを
再考していくことかもしれない。
そうしていくことで
自分の人生をどう意図していくか
明確になったり
エネルギーが乗ってくる様に
なるんですよね。
そうやってアップデートしていくのが
人生の楽しさなのかもしれない!
自然体でいられる
大切なお仲間と一緒に
ここに来られて
大事な時間を過ごせたことが
とても嬉しかったです。
でねもう一つ感じたことだけど。
やっぱり背中で伝えようとしても
伝わらないことはたくさんあるってこと。
大事なことは、ちゃんと言葉で伝えていく。
それは親子間であっても夫婦間であっても
同じだと思います。
会話する時間が取れないのであれば
質を高くしていったらいいし、
純度を上げていったらいい。
実務的な会話だけじゃなく
どんな瞬間を家族で一緒に味わいたいのか
どんなことが大事だと思っているのか
どうして大事だと思っているのか
大事にするとどんな世界が待ってるのか
本質的なことを見抜くことが必要な時代だからこそ
家族でそんな話ができると、
グッと家族の距離感も近くなるよなって
思っています。
(あ、でも、これ。どんな空気感で話すかも大事w
いや、むしろそっちが大事かも!)
いつもながら長くなりましたがw
お読みいただき、ありがとうございました!