こんにちは。
今日もお読みいただき、ありがとうございます!
やまうちゆかです。
さて、今日は対話のお部屋のおはなしです。
今、月に1回、不登校のおこさんがいらっしゃるお母さん向けに
自己共感のための対話の時間をご提供しています。
こどもが不登校になるのは、
本当に色んな理由があって、その原因を突き止めることは
あんまり意味があることでもありません。
一番大事なのは、で、どうするか。
どういう態度でこどもとの時間を過ごすのか。
我がこにとって必要な時間って何か。
自分はどうしたいのか。
なぜそう思うのか。
色んな価値観を引っぺがして
もう一回色んなことを捉え直す。
自分が世の中を見ている時にかけてるメガネを手放す。
そんなことが大事になったりします。
そしてそれができる様になると
ぐーっと自分の幅や深さが広がっていくんです。
そこで必要なことの一つが「自己共感」。
今は共感ブームで「共感疲れ」などの心理的ストレスについても
語られる様になったほどです。
でもまずやったらいいのは、
「共感疲れ」を引き起こすような「他者共感」の前に
「自己共感」。
日本人は、自分のことをさておきってしがち。
(日本人と大きく括るのは危険ですが)
日常では、外側の色んなノイズの様なもの
つまり情報や良いと思ってかけられる助言、
良し悪しを決めたがったり、
早く解決しなきゃ!だったり。
そんなことで、本当の自分の心の声が聴き取りにくくなっています。
それに加え、私たちは
自分自身も自信がなくて、
自分の心の声なんて聴いてる場合じゃないって
無意識に思っていたりする。
だから苦しくなるんですよね。
そんな時、自己共感の時間を
自分が取ることを許し、
チャレンジしていくことは
本当に価値のあるものになってきます。
共感は英語でエンパシーと言いますが、
ギリシャ語のエンパシア「愛情」が語源。
仏教でも「セルフ・コンパッション」というものがあり
まさに自分自身に慈愛の気持ちを向けること。
そうなんです。
愛を差し出すことそのものが共感であり、
自己共感とは、自分に対して愛情を向けること!
そしてこの力を身につけると
自分を信じる力、自尊心が向上し、
周りへの思いやり、人生の幸福感までも向上する
そんな研究結果も出ているほど。
私も長く
「自分の思っていることがわからない・・・」
と悩んでいたし、
外側に正解を求め、その正解通りに生きることが
正しいと信じてきました。
でも、私たちは人間。意思がある。
自己共感の世界を知って、
大人としてたくさん成長できたなって思っています。
もちろん家族との関係も
ものすごく自然体でいられる様になりました。
もしあなたが子育てや夫婦の問題で
とっても頭を悩ませていて、
どうすべきか?!で行き詰まっていたら、
ぜひ自己共感から始めてみてくださいね。
どうやったらいいの?はまた別の機会に。
今日もお読みいただき、ありがとうございました!