こんにちは、今日もお読みいただきありがとうございます!
やまうちゆかです。
最近、モンテッソーリ教育のお話をしてなかったな〜と思い、
ちょっとここで敏感期のお話を。
こどもには敏感期というものがあると
モンテッソーリ医師は言いました。
どうしても発達したいことがあり、
環境にその発達を成し遂げられるものがあるとつい反応し、
行動してしまう。そんな時期。
お教室でもいろんな敏感期の姿を見ることができます。
運動、感覚、言語、数、社会、秩序など・・・
今日はその中でも1歳〜3歳くらい現れる
「小さいものへの敏感期」についてお話ししますね。
例えば、
・ちっさーいゴミ(髪の毛とか)を床から摘んで拾う
・公園で蟻をめで追いかける
・洋服についている小さな埃を摘み取ろうとする
・シャツの小さいボタンを摘んだり、取ろうとする
・お兄ちゃんの消しゴムのカスを集めてる
え〜〜〜〜!汚いからやめて〜〜〜〜(T T)
とか
いつまでそんなことやってんの〜〜〜〜!(T T)
とか
そんなことが起こったりするわけですね。
この頃のこどもは、運動の敏感期でもあるで
つまむ、引っ張る、入れるなどの動きも伴いながら
小さいものに対して大きな興味を示していきます。
こどもにとっては、それはそれは面白く、
内側から湧き出る興味なんですね。
大人からしたらゴミでも、こどもにとっては
キラキラしていて、新鮮そのもの!
で、なんでこの時期にそんな敏感期が
備わっているのかというと、
「観察」して実際に触ったりするということは
こどもの観察力を伸ばし、
更にこの内側から湧き出る「やりたい!」を実践できるからこそ
自己肯定感や自己効力感も育っていきます。
更に小さいものを触る、引っ張る、入れるなどの作業を通じて、
手指、手首などの発達がより繊細に巧みになっていく。
そんな意味があるんですね。
知的な発達や心の発達の下支えになっていくわけです。
だから、小さいものが気になっている姿を見かけたら、
「小さいものへの敏感期なんだな〜」
「発達してる!」と思って、
心ゆくまでさせてあげることがオススメです。
「そう言われても待てない・・・」
「汚いものは嫌・・・」
ということももちろんあると思います。
そんな時は、
代わりにどんな環境を作って満足させてあげられるか
そんな視点で発達のタイミングを逃さず
関わってあげられると、いいな〜と思います。
ぜひご参考になさってくださいね!
今日もお読みいただき、ありがとうございました!