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山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

忘れ物の話。

こんにちは。

 

やまうちゆかです。

 

先日、子供達が通う小学校から

学校評価アンケートなるものが配布され

記入しました。

これ、毎年のことです。

 

その評価ポイントも、

んー、、、?

って思うこともあるのですが、

 

学校って

徐々にアクティブラーニングへ

移行しているけれど、

体制としても

まだまだ多様性を受け入れる

という所まではいっていないし、

子供達は

適合や、結果を求められています。

 

難しいよね。まだまだ。

仕方ない。

学校の先生も大変だよねー。。

 

、、、なーんて考えながら。

 

ふと思ったこと。

 

例えばね、

忘れ物をしちゃった子がいて

その子に、教科書を見せたり

お道具を貸したり、

それは、席が隣の子がやるべきこと。

これは社会の中で適合するために

すごーく大切な教えなわけですが、

 

この、

「べき」

が出来なかったら?

 

かせない=優しくない子、、、?

 

かせない子の意見は

尊重されない?

 

たぶん、かせない理由、ありますよね。

 

自分の大切なものを使って欲しくないとか、

この子なら信頼してるけど

この子は信頼してないから貸したくないとか、

不自由になるから貸したくないとか、

自分はかしたくないから

絶対忘れ物しないのに

何でかさなきゃいけないのとか

(これ、ちょっと高度かもー)、

 

とにかく。そんな感じでね。

 

出来るから良いとか

出来ないから悪いとかでなくて

 

かせない理由を

ジャッジ無しで聴くことは

すごーく大切な気がします。

 

忘れ物をした子の隣の子が

貸さなければいけないのではなく、

 

貸したいなと思う子が貸す。

別に、貸すことが偉いことでも

貸さないことが偉いことでもない。

みんながハッピー。

それでいい気がすると

思うのです。

 

意見や自分の気持ちを

「〜すべき」で覆ってしまうと

やがて気持ちが見えなくなる。

 

そっちの方が

問題。。

 

ほら、

さっきの忘れ物の話、

 

現実的には、

忘れ物をした人に物を貸してあげること、

喜んで出来る子の方が多いかもしれないけど、

 

先生から

「じゃあ、隣の〇〇さん、

貸してあげてね」

って言われちゃうと、嫌なんて言えないし

「貸してー」「いいよー」

の文化が根付いている学校社会の中では

嫌なんていったら、なんだアイツ、

になりますよねー。

 

でもさ。

「いや」「できない」

その裏には、

何かしらのその子の思いがあるんだよね。

 

それに寄り添うことが

多様性を認めるということ

なんじゃないかなぁ、

とか思うわけです。

 

しかも、

発達が少しゆっくりだったりすると

かせない子も勿論いるわけで、

そんな中に

「〜べき」があることで

あっという間に排除の方向へ。

「多様性」を考えるならば

「〜べき」は無い方がいい。

 

なんて。

 

なんて。

 

 

 

凸凹があるから

社会が成り立つ。

 

私もたくさんの凸凹があります。

周りのお友達に

たくさん、たくさん支えられています。

でも、私にも得意なこともあります。

 

それで、いいよね?

 

✨✨✨✨✨

 

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この大きなイチョウの木のように

自然の命の輝きを放ちながら

周りを信じ、

自分を信じ、

あるがままに

たくましく育って欲しいなぁ😌

 

私もゆっくりゆっくり

変わって行こうと

思います。