大切なものを大切に。 ♡ここたす♡ 

山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

しつけの話。

こんにちは😊

やまうちゆかです。

 

年末年始、

おじいちゃんおばあちゃんの家に行き

過ごされる方も多いかと思います。

 

そんな時に

ちょっと気になるのが

 

子供のしつけ。。

 

静かにしていられないとか

トイレの使い方とか

片付けとか

挨拶とか、、、

 

子供が出来ないことが

自分(ママ)のせいだと思われたくないし

せめて帰省の時はちゃんとやって!

とイライラしてしまうというのは

よく聞く話です。

 

だからといって、

必要以上に怒るのも違うし。。

 

そもそも、

しつけ、、ってどうするの?!

みたいな。。

 

 

 


前回、安全安心と集中について

お伝えしましたが、

それだけだと疑問が残ります。

甘えを受け入れたら

しつけが出来ないのではないか?

しつけと甘え、

どうやって両方叶えるか!?

です。

 


ついつい、しつけをしようと

外的コントロールの方法で

子供に教える事ってありませんか?

 


外的コントロールとは、

批判、文句を言う、ガミガミ言う、

脅しや罰を与える、

自分の思い通りにしようと

ご褒美で釣るなどです。

 

甘えを受け入れる、とは正反対ですね😭

 


この外的コントロール

根本的には以下の考え方で

子供と関わっています。

 


●人の動機付けは外側から

●相手は変えられる

●自分は正しい、相手は間違っている。

相手の間違えを正すことは正しい。

 


 

これらの方法は、心理学的に、

人間関係を悪化させる方法と

言われています。

よくよく考えると、

大切な友人などには、

絶対やらない方法なのですよね。

 

でも、教師と生徒、親と子、

上司と部下という関係において、

陥りやすい

コミュニケーションの方法なんです。

 

親子関係においては、

子の親に対する絶対的な信頼等があり、

友人と違って完全に関係を断つ

ということはあまりありません。

 


しかし、それに甘んじて

必要以上に使い続けていると、

思春期に入り親子の関係性が

悪くなってしまいます。

 


親に反抗出来ない場合は、

自分の感情を押し込め過ぎたり、

自立できない人生になったりすることも。

 


また、親が適切でない

コミュニケーションを続けてしまう場合、

子供も他人に対して、

また目下と思う人に対して、

外的コントロールを使うようになります。

 


親子の関係を良いものにするために、

また子供のコミュニケーション能力が

向上するためには、

 


親が外的コントロール

しがちであることに、

親自身が気付くことが大切です。

 


そして、他人は変えられない

という事実を認識すること。

 


「〇〇しなさい」「なんでやらないの?」

「やったら〇〇してあげる」

とイライラしながら相手を否定したり、

その場しのぎをするだけでは、

子供は残念ながら変わらないですよね😭

 


子供の心が変化するために、

親が出来ることは、

 


●内側から「やりたいな」と思えるような環境を作る/情報を伝える

●その習慣の大切さ、効果を、

大人自身の行動や言葉で、

分かりやすく伝える

●子供が出来ない時も、

子供なりに成長しているところや

チャレンジの姿勢を見守り、言葉で伝える

●出来ない気持ちも否定せずに受け止める

 


などがあります。

また、6歳以下の小さい子であれば、

敏感期を動機付けに利用することも

出来ますね^_^

 


「内的動機付け」と調べると、

ネットにも沢山の情報があります。

ぜひ、ご自身のお子さんに合うような

動機付けが出来たらいいですよね^_^

 


そして!

内的動機付けを行うにしても

子供が出来たか出来ないかという

結果に着目し過ぎると、

出来ない子供に

イライラしてしまうこともあるかも😭

 


内的動機付けは、

突然に効果を示すこともありますし、

ジワジワと子供に

変化をもたらすこともあります。

 


だから、

じっくりお子さんと

向き合うことが大切ですね💕

 

私も毎日

試行錯誤の日々です😊

 

ひとの目を気にする前に

目の前の子供を気にかける。

理解する。

じっくり見る。

 

ですね💕💕