自立するということ
こんにちは。
東川口モンテッソーリ 幼児教室のやまうちゆかです。
ブログ、読んでくださりありがとうございます😊
今日は、自立について。
モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢をもった人間に育てる」ことです。
自立はとても重要なキーワード。
自立というのは、生活ができて、自分の得意なことを活かして仕事をし、社会の一員として働きながら、幸せに生きることかなぁと思います。
具体的には、
★好奇心や探究心があり、自分のやりたいことがわかる
★自分で計画を立てられる
★やりたいと思うことに対して、困難に立ち向かう意欲や根気がある
★個性を認め、人に対して優しさや思いやりがあり、コミュニケーションできる
★人の意見を素直に聞き入れ、自分を成長させることができる
こんなところが必要になってくるのかもしれません。
もちろん、人によっては、どうしても自分では難しく、誰かの助けが必要になる場合もあると思います。そうした自分の個性を受け入れつつ、自立をしていけたらいいですよね。
そして、まず自立において大切なことは、自分でできるという自信をつけることです。自信をつける事で、意欲も高まり、自主性もうまれます。
また、人というのは、自分が役に立っているという有用感を実感することで、喜びを感じ、それが意欲につながります。
自己肯定感を高めていくことが大切ですね。
自分が思う通りに出来るようになったら、自信がついて、嬉しくて、次はこれしよう!って思ってチャレンジする、 誰かのために何かができて、お互い助け合うことで、自分が存在することに自信を持てる、
子供だけじゃなく、大人だってそうですよね。
そして、ここで重要なのは、子どもの自信の付け方。
評価され褒められることで自信をつけるのではなく、自分がやりたいことが思うようにできること(大人基準のできた、できないではなくてね。)で自信をつける、
それが大事。
前者の様に、評価されることで自信をつけた子どもは、人の評価を気にするので、行動が萎縮します。また、全て他人の尺度で行動の良し悪しを決めるので、主体性が無くなってしまいます。
どうしたって、今の小学校教育では、同年齢でクラス分けされてる所が多く、同じことができないと、目立ってしまう子どもが出たり、置き去りにされてしまうこともあります。評価される社会の中で自信を失わないように、せめて家庭では、子供の可能性を信じ、自信を持たせてあげられる環境を作りたいものです。
じゃあ、何歳ころから、その自信をつけさせてあげるための関わりができるのでしょうか。
驚くことに、乳幼児からそれができるのです。
乳幼児期は敏感期がたくさんあるので、子供たちは、まさに、やりたい!のかたまり!
(大人からしたら、そのやりたい気持ちや、幼児特有の秩序感がイヤイヤに見えてしまうのだけれど。)
だから、「やりたい!」ことを「ひとりでできた!」の体験をたくさんさせてあげることで、やがて自立に繋がる自信がつくのです。
一般的には2歳をイヤイヤ期なんていいますが、自立に繋がることを意識して子どもと関われば、イヤイヤ期なんて言えなくなりますね(笑)
もちろん、ひとりでできた!には、大人による環境づくりの工夫が必要です。まわりにあるすべての日用品は、ほとんどが大人サイズ。
これでは子供が扱えませんもんね。
というわけで、乳幼児期に子どもを良く観察し、敏感期に合った遊び道具や、子供の自主性や自発性を尊重する子供サイズの日用品などを用意することが大切なんですね。
そうやって子供は、環境と関わりながら、たくさんのチャレンジをし、やがて日常生活に必要なの手先の器用さを獲得し、ひとりでできた!を増やすことができるのです。
手先が器用でないことも、やりたいことが上手くいかずに諦めてしまう原因になるので、敏感期を逃さずに上手に付き合ってあげ、自立の心も磨いていってあげたいところです。
東川口モンテッソーリ幼児教室では、お子さんの敏感期をご一緒に見つけながら、日常に取り入れるといいモノもご紹介できたらなと思います。
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、、、今日は自立について書きました。
今後のトピックとしては
★敏感期の見方
★見守りと放任の違い
★しつけという考え方
★親がしてみせる、ということ
★環境の整え方
★トイレラーニングについて
そんなところを取り上げていきたいと思います。
またぜひ読みに来てくださいね!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。