大切にしたい感覚。
こんにちは。
今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます。
やまうちゆかです。
私の好きな本の中に
レイチェルカーソンの
センスオブワンダーという本があります。
地球の美しさと神秘を感じとれる人は、
人生に飽きて疲れたり、
孤独にさいなまれることはない
生活のなかで
苦しみがあったとしても、
かならず、内面的な満足感と、
生きていることへの新たなよろこびに
繋がる道を見つけられる
、、、そんなことを
あらためて気づかされる本です。
小さなお子さんがいらっしゃる方には
ぜひ読んでいただきたい
一冊です。
私は、
大学生の時（今から約20年も前の話！）
この本を読んだことが
きっかけで、
環境教育に興味があったこともあり、
五感をたくさん使いながら
自然の豊かさを感じられる
子ども達向けのアクティビティを考え、
実践する、
その様なボランティアに
携わったことがありました。
植物の名前なんて、
図鑑で調べれば良くて
それよりも
子ども達と一緒になって
その植物に面白い名前をつけたり
手触りや匂いを楽しんだり
棚を飛ばしたり、くっつけたりして遊んだり
同じところ、違うところを探したり
引っ張ったり、音を出したり。
子ども達の感性に驚かされながら、
それはそれは
楽しい時間を過ごしたことを
思い出します。
そして、その時間が
私にとって尊かったのは
私がその時一緒に暮らしていた祖父母と
小さい頃に畑で過ごした時間を
思い出させてくれる、
そんな時間でもあったから
かも知れません。
そして
そのボランティアをしていた自然学校は
センスオブワンダーの訳者さんである
上遠恵子さんも携わって下さっていて
お話を伺う機会もあり、
たくさんの刺激を受けました。
この経験があったため、
長男が小さい頃から
自然の中で五感を使って遊んだり、
匂いや音を楽しむことを
大切にしていたし、
何より私自身が楽しんできました。
今
脳科学、感覚統合などを勉強し
五感を使うことがどんなに大切か
理解がすすんだと同時に、
今まで楽しんできたことが、
間違いでは無かったんだと
そう思えてきました。
日々は、生活に追われていて
慌ただしいですが、
少しでも
季節を感じ
宇宙を感じ
命を感じる、
そんな会話が
親子の中にあるといいなぁ。
そう思います。
特に幼児期、
子ども達の想像力や感受性が
豊かな時期に、
自然の中で
たくさんの驚きや発見をし
会話を楽しめる余裕を作ることで
親子の心が豊かに
穏やかに
育っていくと思います。
本当にね、幼児期の子供は
まっすぐだから。
その眼差しに
大人の心が洗われます。
祖母の家の庭に咲く
梅の花の匂いを嗅いで。
いおにおーい💕
もう春はすぐそこ。
ゆずの木から落ちた
ゆずを手に取り
皮をむいてなめてみたり。
木蓮の花芽が
ふわふわで
ずっと手に持っていた
三男と、
今日も楽しく道草。
