大切なものを大切に。 ♡ここたす♡ 

山内由華のブログです。モンテッソーリを中心に、子育てに関わる情報をお届けします♪ 子育てに笑顔が増えますように♡ ここたすのイベントもご紹介!

兄弟育児で大切にしたいこと①

こんにちは!今日もブログをお読みいただき、

ありがとうございます😊

やまうちゆかです。

 

今日は兄弟育児について!

兄弟育児、私も色々と

試行錯誤しました。

というか、しています(笑)

 

やはりモンテを学んで

兄弟一人一人を尊重する気持ちは

持っていても、

具体的にどう

行動したらいいか

よく考える様になり

更に、ほかのご家庭の

兄弟育児について

話をすることも多くなり

色々と思うことがあるので

お伝えできたらなと

思います。

 

以下長くなりますが

お付き合いくださいませ♡

 

兄弟姉妹のいざこざ、

どの様なパターンが

多いでしょうか。

色々な人に話を

聞いていくと、

 

①お兄ちゃんやお姉ちゃんが

使っていた玩具などを

弟や妹に横取りされる

 

②お兄ちゃんお姉ちゃんが

弟妹にやきもちをやいて、

お母さんに構うなと要請する

もしくは、お母さんの注意を

ひきたくて

下の子にちょっかいを出す

 

と、

大きく2つに分かれるのでは

ないかなと思います。

(あーあと、

下の子が秩序の敏感期真っ盛りだと

上の子がそれを乱してしまって 

泣いちゃうこともあるな。)

 

今日は、まず

①について

親が知っておいた方がいいことを

お伝えしたいと思います。

 

まず1番大切なのは

お兄ちゃんやお姉ちゃんに、

弟や妹に玩具を貸すことを

強要しないということ!

 

その子が自分で選択して

取り組んでいることに対し、

無理やり貸すことを強要する

その弊害として、

「どうせ貸さなきゃいけない、

我慢しなきゃいけない、

面倒をみなきゃいけない」

そういう思考が

定着してしまうことがあります。

 

これ、

静かなお子さんであれば

上の子の

面倒見は良くなります。

そうすれば

お母さんが自分のことを

受け入れてくれるから。

 

そして、

強いお子さんは

余計な反発が強くなります。

お母さんに

自分のやりたいことを

理解してもらえないから。

 

どちらにしても

いいことはありません。

 

前者の場合、

一見上手く行っている様にも

見えますが、

 

自分のやりたいことを

押し殺してしまう時間が長いと、

やがて自分がやりたいことが

わからない、

他者に依存してしまう、

自分に自信がない、

など、

あとあと、自主的に自分の人生を

生きることが難しくなってきます。

 

これらを回避するためには、

弟、妹に邪魔されず、

お兄ちゃんやお姉ちゃんが

集中して楽しんで取り組める

対象があること

場所があること

が大切です。

 

そのため、まず

上の子と下の子それぞれに、

誰にも活動を邪魔されない

自由を保障される

自分の場所を作ることが

大切です。

 

モンテッソーリ

お教室の中で言うと、

それぞれの机や絨毯の上が

それにあたります)

 

ここでの活動をしているときは

決して邪魔してはいけない、

気になるならばそばで見ている、

 

それを徹底するように

心がけましょう。

 

大人だって、

集中して仕事していたら

邪魔されたくないし、

やりたいことは

最後までやり通したい。

それは子どもも同じです。

 

そして、子どもの時から、

自分で見通したことを

最後までやりとおす

そんな経験をしていくことで、

自分に自信がつき、

途中で投げ出さない力も

育むことができます。

 

だから、

きちんとお兄ちゃんやお姉ちゃんの

自由な創造活動を

保証してあげて欲しいのです。

 

そして、

どうしても
下の子に触らせたくないものは、
絶対に手の届かないところ
見えないところで
遊んでもらう
ということも、
時として必要です。

 

というのも、

3歳前の子どもは

前頭葉が未発達のため、

思考がいたって自分中心。

 

自分が触っていいものは、

全部自分のもの、

自由に使えるもの、

そういう認識があります。

 

だからこそ、

やりたい気持ちを止められた時、

泣いたり、

癇癪を起してしまうのは

当たり前のことです。

 

ついつい大人は、

泣いている子を泣き止ませたいため、

上の子に折れるよう

促してしまいがちです。

 

しかし、

下の子の社会性を育むためにも、

繰り返し、

待つことを伝えましょう。

もちろん、

他のことに目を向けさせても

大丈夫です。

 

ちなみに、

この時に知っておくといいのが

敏感期の考え方です。

子どもが今、

体のどの部分を

発達しようとしているのか、

それをわかっていると、

より子どもにとって

魅力的なことを

すすめられるようになり、

下の子の興味を

逸らすことが出来る様になります。

 

また、上手く気を紛らわす

ことが出来た後も

ケアが必要です。

 

上の子には、

心行くまで楽しんだ後、

きちんと下の子に

玩具を使い終わったことを

伝えてもらうようにします。

 

間に立つ保護者は、

下の子に

「待っててくれてありがとう。

ちゃんと待てたね。使う?」

と声掛けします。

 

これにより、

上の子もやがて

「待っていてくれてありがとう。使う?」

と声掛けしてくれるようになるでしょう。

(子どもは親の態度を

真似る生き物です!

こわいくらい!)

 

そして、こうした

フォローが入ることで

下の子は

待っていればきちんと

おもちゃが貸してもらえる

やがて分かるようになります。

 

こうした、

ていねいな対応を

根気強くしていくことが、

とても大切になります。

 

でも、毎日のことだから、

なかなかそれに対応するのは

難しいですよね。

 

「あぁ、今日も、

また間に入らないといけないのね・・・」

面倒な気持ち、

よくわかります。。

 

下の子の精神的な発達が

ある程度になるまで、

きっと大変だと思います。

 

でも!でも!

こうしてお兄ちゃん、お姉ちゃんが

きちんと精神的に満足することで、

下のお子さんに優しくなります。

 

そして、下の子は

ちゃんと社会性をつけ

外でもきちんと

規律を守れる子供になるでしょう。

 

なので、ぜひ焦らず、

付き合ってもらえたらなと思います。

 

兄弟育児。

まだ①についてしか

お伝えできてませんね(笑)

続きはまた。

 

ちなみに、長男と次男

一年前以前は、

私の対応がまちまちだったせいで

関係を拗らせた経緯があります。

 

お友達の中で遊ぶときは

違うようですが、

上の子も下の子もすぐ手を出す

にも関わらず

(あ、暴力でなく、やってる事に

手出ししてしまうということです!)

自分のことは棚に上げて

お互い権利ばかり主張するという状態。

 

目も当てられませんねー。。

 

でも、

先程書いたような対応をし、

一貫性を持たせることで

確実に改善に向かっています。 

子供も納得感があるようです。

 

(他にも、声かけの仕方も

工夫しているので、

これについてもいつか

書き留めておきたいと

思います。)

 

そして、次男と三男は

上手いこと仲よく

やっています!

 

なかなか年令が上がれば上がるほど

拗らせたものを修復するのは

労力がいるので、

 

小さいうちから

親が間に入り

お手本を示しながら

 

気持ちの良い

兄弟姉妹関係を

作っていけたら

いいですよね!

 

皆さんからのご質問も

お待ちしていますよー🎵